信州観光情報

真田御城下・松代の観光情報

真田御城下・松代ってどんなところ?

 真田御城下・松代は、長野市の中心部より南へ約12kmのところに位置し(JR北陸新幹線長野駅より路線バスで約30分、または上信越自動車道長野I.C.より車で約5分)、戦国時代から江戸時代初期にかけて、戦国武将として名を馳せた真田氏十万石の城下町があったところです。信州で戦国武将といえば、上杉謙信と武田信玄がまず思い浮かびますが、両氏が戦った「川中島の戦い」が行われた古戦場・川中島の対岸に、ひっそりとたたずむ山あいの町です。
 江戸時代に、真田氏十万石の城下町だった松代藩は、明治になると廃藩置県により松代県となり、その後長野県に編入されました。現在の行政区域は長野市ですが、昭和の大合併までは長野県埴科郡松代町として、文武や遊芸をたしなむ気風に富んだ文化の町として発展してきました。
 真田氏十万石の城下町だった伝統でしょうか、松代藩の藩儒者として有名な佐久間象山や、日本の新劇女優として名を馳せた松井須磨子(まついすまこ)を排出した町でもあります。現在でも、郷土史研究や伝統文化などの活動が日々盛んに行われ、松代の趣味や生涯学習を嗜む人びとが中心になって、「エコール・ド・まつしろ」といった文化財活用のボランティア組織が活発に活動しています。

真田御城下・松代の魅力ってどこにあるの?

 真田氏十万石の城下町だった松代藩の雰囲気が色濃く残っている松代は、徒歩で観光しても20分程度で回ることが出来る比較的小さな城下町で、まちなかでその歴史や文化に触れることができます。松代城跡を観た後は、今でも往年の風情を残す武家屋敷や、真田氏ゆかりの由緒ある寺や庭園を徒歩で巡るのはいかがでしょう。松代町の中心地区は伝統環境保存区域に指定されていますので、まちなかの雰囲気をお楽しみ下さい。もちろん、まちなかをそぞろ歩くのもいいですが、人力車で松代の街並みを巡るのもおすすめです。そして、近くには武田信玄の隠し湯だった温泉もありますので、歩きつかれた体をいたわって、のんびりとすごして みるのはいかがでしょうか。
 時間に余裕がありましたら、松代のはずれにある「松代地下大本営跡」も訪れてみて下さい。第二次世界大戦末期に、本土決戦に備えて政府中枢機能移転のために掘られた地下坑道跡で、一部が公開されています。

真田御城下・松代にはどんな観光スポットがあるの?

 真田御城下・松代の見どころはいくつかありますが、まず「松代城跡(まつしろじょうあと)」の散策をおすすめします。戦国時代に武田信玄によって築城されたといわれる城で、真田氏が10代約250年にわたって城主をつとめました。天守閣等の建物は残っていませんが、櫓門や木橋などが復元され、一般公開されています。
 松代の観光にあまり時間をさけないという方には,「松代城跡(まつしろじょうあと)」から徒歩約10分のところにある「真田邸(新御殿)」をおすすめします。「真田邸(新御殿)」は、松代藩の9代藩主・真田幸教(さなだゆきのり)が、母・貞松院のために建てた城外御殿で、敷地約8000平方mの中に、主屋・冠木門・長屋・土蔵など、大名屋敷の様子を今に伝える貴重な建物が残っています。
 松代の観光では、「松代藩文武学校」もおすすめです。松代藩の8代藩主・真田幸貫(さなだ ゆきつら)が文武の奨励を目的として、松代藩の藩校「文武学校」の建設準備にとりかかり、9代藩主・真田幸教(さなだゆきのり)の時に開校した藩校です。現在残る建物群は、文学所、教室2棟(東序・西序)、剣術所、柔術所、弓術所、槍術所、文庫蔵などで、開校当時の姿をほぼ伝えており、藩校を完全な形で残す全国でも貴重な建物です。

真田御城下・松代の美味しいものってなあに?

 松代のまちなか散策をしたあとは、松代の杏(あんず)を使った「杏おこわ(あんずおこわ)」はいかがでしょうか。松代では、約5千本のあんずの木で杏を栽培していますが、これは、江戸時代前期に、松代藩の3代藩主。真田幸道(さなだゆきみち)に嫁いだ伊予国(愛媛県)宇和島藩の豊姫が持参した、故郷・宇和島産のアンズが広まったものと言われています。甘酸っぱい杏の果肉とシロップを混ぜ込んで作る「杏おこわ(あんずおこわ)」をぜひお召し上がり下さい。

真田御城下・松代の観光情報を入手するにはどうすればいいの?

 信州・松代の観光情報は、以下の場所で入手することが出来ます。お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り下さい。

---------- 長野県内の観光案内所 ----------

松代観光案内所(真田宝物館隣)

松代観光案内所

 観光情報記事
 松代観光案内所
  〒381-1231 長野県長野市松代町松代4-1(真田宝物館隣)
  TEL:026-290-6400
  営業時間:9:00~17:00(1/1~1/3は 10:00~15:00) /定休日:12/30・31

長野市観光情報センター(JR北陸新幹線長野駅東西自由通路)

長野市観光情報センター

 (公財)ながの観光コンベンションビューローが運営するJR長野駅構内東西自由通路にある観光案内所です。基本的には長野市の観光案内所ですが、長野市とその周辺の観光パンフレットがそろっていますので、北陸新幹線で信州へお越しの際は、まずはお立ち寄り下さい。北陸新幹線改札口を出ると、通路の向かいにあります。
 長野市観光情報センター
  〒380-0921 長野県長野市栗田字北河原1038-4(JR北陸新幹線長野駅東西自由通路)
  TEL:026-226-5626
  営業時間:9:00~19:00(4月~10月)、9:00~18:00(11月~3月)
  定休日:無休(※年末年始は営業時間を変更する場合があります)
  駐車場:JR長野駅周辺の有料駐車場をご利用下さい。

(公財)ながの観光コンベンションビューロー

ながの観光コンベンションビューロー

 観光情報記事
 (公財)ながの観光コンベンションビューロー
  〒380-0835 長野県長野市新田町1485-1(長野市もんぜんぷら座4F)
  TEL:026-223-6050
  営業時間:8:45~17:30
  定休日:土日、祝日、年末年始

信州観光情報センター(長野県庁1階)

信州観光情報センター

 長野県庁1階にある信州・長野県観光協会内の観光情報センターです。長野県内各地のパンフレットをそろえてお待ちしています。
 信州観光情報センター
  〒380-8570 長野市南長野幅下692-2 長野県庁1階 信州・長野県観光協会内
  TEL:026-234-7165
  営業時間:
  定休日:土日祝日・年末年始

---------- 長野県外の観光案内所 ----------

銀座NAGANO 観光情報センター(東京都中央区銀座)

銀座NAGANO 観光情報センター

 平成26年10月26日に、東京都中央区銀座に、信州の新しい観光情報センターが誕生しました。銀座和光前の「銀座4丁目」交差点にほど近い「すずらん通り」沿いにオープンした、信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」の中にある観光情報センターで、信州・善光寺周辺の観光情報を入手することが出来ます。「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」は、8階建てビルの1、2、4階を使用して、1階が物販コーナー(アンテナショップ)、2階がイベントスペースと観光情報コーナー、4階が移住や就職に関する相談所となっていて、観光情報は、2階の観光インフォメーションコーナーで提供しています。観光インフォメーションコーナーは、地元信州出身のスタッフが常駐し、最新の観光情報について詳しくご案内!信州・善光寺周辺の観光情報以外にも、長野県内各所のさまざまな観光情報や、臨場感と迫力のある多彩な映像で信州の魅力を体感できます。首都圏にお住まいの方は、お買い物ついでに、ぜひ、「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」へお立ち寄り下さい。
 銀座NAGANO
  〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル 1F・2F・4F
  TEL:03-6274-6015
  営業時間:10:00~20:00(1F・2F)/定休日:年末年始

長野県大阪観光情報センター(大阪府大阪市北区梅田)

長野県大阪観光情報センター

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 長野県大阪観光情報センター
  〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第1ビル8階
  TEL:06-6341-8205
  営業時間:09:15~18:00/定休日:土日祝日・年末年始

長野県名古屋観光情報センター(愛知県名古屋市中区栄)

長野県名古屋観光情報センター

 観光情報記事
 長野県名古屋観光情報センター
  〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル4階
  TEL:052-263-4118
  営業時間:9:30~18:00/定休日:土日祝日・年末年始

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