今日の松本
福寿草まつり (2007年1月18日)
● 皆さんは、「福寿草(ふくじゅそう)」という花をご存知でしょうか。厚く覆われた雪の下から、早春に小さな黄色い花を咲かせる、可憐な草花です。松本駅から、車で北に20分ほど行くと、松本市四賀というところに着きますが、四賀地区は、日本で最初に「クラインガルテン」という施設を作ったところ、といえば、おわかりになる方もいらっしゃることと思います。その四賀地区で、毎年春に、「福寿草まつり」が開かれます。
● 松本市四賀地区の福寿草まつりは、全国にいくつかある福寿草まつりの中でも、最大規模のものです。ここでは、自然の土手に自生した数十万株の花を見ることができます。地元の住民の皆様や、四賀地区の小学生などが、福寿草の咲く場所を大切に守っています。雪の中から顔をのぞかせる姿は、厳しい冬を乗り越え、待ちわびた春が来るうれしさを全身で表現しているようで、ちょっと感動してしまいます。
● 上の画像は、まだまだ雪に覆われている「福寿草」が自生している丘の斜面です。四賀の「福寿草まつり」は、2007年3月10日から3月31日までの開催です。日差しが温かくなり、春が待ち遠しくなったら、「福寿草」を見にいらっしゃいませんか。
<< 前の日 << >> 次の日 >> |