富士見町の観光情報 （観る）

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入笠山（にゅうかさやま）

●　標高1955mの山頂からは、諏訪湖や富士山、南アルプス連峰が360度見渡せる。山頂駅までゴンドラを利用すれば、比較的容易に登山をすることができ、かつ雄大な自然を楽しむことができる。ゴンドラ山頂駅から徒歩20分ほどのところには入笠湿原地帯が広がっており、スズランの群生地としても知られ、可憐な花が咲き乱れる。

旧富士見高原療養所・資料館（きゅうふじみこうげんりょうようじょ しりょうかん）

●　1926年(大正15)、療養所として開所。その後、結核の長期療養のためのサナトリウムとして知られるようになり、横溝正史・堀辰雄・竹久夢二・呉清源など多くの作家や著名人たちが療養した。現在は近代的な総合病院だが、敷地内に創立当時(築83年)の結核病棟が現存。資料館として公開され、当時の病室と院内で撮影された映画「結核の歴史と現況」の関連資料などを展示している。

井戸尻遺跡（いどじりいせき）

●　1966年(昭和41)、国の史跡に指定。周辺は遺跡公園として整備され、当時の住居を復元している。『四方眉月文深鉢[しほうまゆづきもんふかばち]』などの出土品は、近くの井戸尻考古館で見ることができる。水生・湿性植物園は古代ハスをはじめ、春から夏にかけて様々な花々に彩られる。

井戸尻考古館（いどじりこうこかん）

●　井戸尻遺跡などで発掘された約2000点もの出土品を公開している。石器の研究を中心とした「縄文農耕論」の検証と、縄文土器の文様から縄文人の精神世界を読み解くことを展示の軸に、縄文時代の生活や文化を再現。国重要文化財「藤内遺跡出土品」や長野県宝「水煙渦巻文深鉢」をはじめとする非常に優れた造形の土器400点あまり、1400点近い石器などを展示している。

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