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砺波(となみ)・五箇山エリアの観光情報

砺波(となみ)・五箇山エリアの特徴

砺波(となみ)・五箇山エリアの地図

 信州(長野県)の県庁所在地・長野市を含む長野エリアは、庶民信仰の古刹・善光寺の門前町として発展してきました。周辺には真田十万石の城下町・松代や、戸隠高原・飯綱高原、蔵のまちとして有名な須坂市、あんずの里として知られる千曲市などがあります。 千曲川と犀川が合流する善光寺平を中心に、上信越国立公園など四方の美しい山並みに囲まれた長野地域。文化財、史跡にも恵まれ、信州(長野県)の県都長野市を中心に発展してきました。
 長野市は善光寺を中心に発展した門前町。古戦場で有名な川中島や真田十万石の城下町・松代も今は市の一部となり、人口38万余の都市です。『蔵の町』の須坂市は、古い町並みを残した城下町。千曲市は日本一の『あんずの里』。北斎と栗の町・小布施、南志賀温泉郷、戸倉上山田温泉、飯綱・黒姫高原、野尻湖など観光スポットも盛りだくさんです。
 この地域では、電気機械、一般機械、食料品、印刷など製造業を中心に、付加価値の高い農林業など多様な産業が発展を続けており、冬季オリンピックを契機に、文化・スポーツによる国際的な交流の拡大が期待されています。

チューリップの里・砺波のおすすめ観光ポイント

富山県砺波市

 砺波(となみ)は富山県の西部にある地域で、庄川の流域に開けた扇状地の砺波平野が雄大に広がり、豊富な水が潤す豊穣の大地に点在する「散居村(さんきょそん)」の風景が有名です。「散居村(さんきょそん)」とは、広大な農地の中に民家が散らばって点在する集落形態のことで、水田の所々にカイニョと呼ばれる屋敷林が点在し、その中に切妻屋根アズマダチの農家が建てられています。
 そして、「散居村(さんきょそん)」以上に有名なのが、チューリップの栽培です。肥沃な扇状地の砺波平野で稲作栽培が終わった後、二毛作としてチューリップの球根を植えます。冬場に降り積もる雪が球根を霜柱などの害から守り、球根が最も肥大するといわれる春先に必要な日照が多いことが、チューリップ作りに適しています。4月下旬~5月上旬に開催される「となみチューリップフェア」は、広さ約7haの広い敷地で、約450種100万本以上のチューリップが咲き競う様子は圧巻です。気候も一番いい時期ですし、ぜひ砺波(となみ)へお越し下さい。

南砺のおすすめ観光ポイント

富山県南砺市

 南砺(なんと)は砺波(となみ)のお隣にあり、砺波平野の水田地帯と、五箇山を中心とした山岳地帯で構成されています。南砺北部・砺波平野の水田地帯は、広大な水田の中に民家が散らばって点在する「散居村(さんきょそん)」の風景が広がり、独特の集落景観を形成しています。
 南砺南部は日本有数の豪雪地帯にあり、山間部では最大積雪深が3メートルを超えることもある地域です。そこで人々は、急勾配の屋根を持つ「合掌造り」という独特の建物を建てて住んでいました。特に五箇山地域の相倉集落と菅沼集落には合掌造りの集落が残っていて、世界遺産に登録されています。

世界遺産・五箇山のおすすめ観光ポイント

世界遺産・五箇山

 五箇山(ごかやま)は、日本有数の豪雪地帯にあり、山間部では最大積雪深が3メートルを超えることもある南砺市南部の地域です。南砺市に所属していますが、昔の平村(たいらむら)、上平村(かみたいらむら)、利賀村(とがむら)の三村をあわせた地域をいいます。五箇山(ごかやま)は、日本でも有数の豪雪地帯にあり、雪が家の屋根に積もり続けると家が倒壊してしまうため、こまめに雪下ろしをしなければなりませんが、これがかなりの重労働です。そこで、傾斜の急な大きな屋根を持つ「合掌造り」の家屋を建てて暮らしてきました。
 平村だった相倉地区と、上平村だった菅沼地区には、400年も前に建てられた「合掌造り」の集落が残っていて、岐阜県の白川郷とともに、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。


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