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長野県内10エリアの観光情報

長野エリアの観光

信州(長野県)・長野の地図

 信州(長野県)の県庁所在地・長野市を含む長野エリアは、庶民信仰の古刹・善光寺の門前町として発展してきました。周辺には真田十万石の城下町・松代や、戸隠高原・飯綱高原、蔵のまちとして有名な須坂市、あんずの里として知られる千曲市などがあります。 千曲川と犀川が合流する善光寺平を中心に、上信越国立公園など四方の美しい山並みに囲まれた長野地域。文化財、史跡にも恵まれ、信州(長野県)の県都長野市を中心に発展してきました。
 長野市は善光寺を中心に発展した門前町。古戦場で有名な川中島や真田十万石の城下町・松代も今は市の一部となり、人口38万余の都市です。『蔵の町』の須坂市は、古い町並みを残した城下町。千曲市は日本一の『あんずの里』。北斎と栗の町・小布施、南志賀温泉郷、戸倉上山田温泉、飯綱・黒姫高原、野尻湖など観光スポットも盛りだくさんです。
 この地域では、電気機械、一般機械、食料品、印刷など製造業を中心に、付加価値の高い農林業など多様な産業が発展を続けており、冬季オリンピックを契機に、文化・スポーツによる国際的な交流の拡大が期待されています。

北信濃エリアの観光

信州(長野県)・北信濃の地図

 信州(長野県)の最北部に位置する全国有数の豪雪地帯です。雪国としての特性を生かして、志賀高原、野沢温泉、斑尾高原などに代表されるウィンタースポーツの基地として、また、湯田中、渋、野沢など温泉資源に恵まれた観光地として発展してきました。
 土びなの里として有名な中野市は作曲家・中山晋平のふるさと。飯山市は寺院が多数並ぶ奥信濃の城下町。有名な唱歌『ふるさと』の中で「忘れがたきふるさと」と歌われたのは旧豊田村(現中野市)です。
 産業では、仏壇、内山紙など伝統的工芸品を造る地場産業に加えて、巨峰、リンゴなどの果樹やキノコなど生産性の高い農業が盛ん。オリンピックの舞台として国際的な知名度も高まり、カヌー、パラグライダーなどを加えた通年型リゾート地への取組も進められています。

上田・小諸エリアの観光

信州(長野県)・上田小諸の地図

 信州(長野県)の東部、千曲川中流部に位置し、地形、気候ともに穏やかな地域です。中心の上田市は、1583年に真田昌幸が城を築いた町。また、鎌倉時代に北条氏の一族が居城を置いた塩田平には、多くの古社寺があり、「信州の鎌倉」と呼ばれています。この上田市と小県郡から成る上小地域には、このほかにも海野宿、和田宿などの歴史を感じさせる町並みや、別所温泉、丸子温泉郷などの温泉、菅平高原、湯の丸高原などがあります。
 城下町として、北国街道の宿場町として栄えてきた小諸市は島崎藤村の詩でも知られています。
 この地域には、高原野菜などの生鮮農産物や、自然と文化を生かした観光リゾート関連産業、電気機械、輸送用機械を中心とする製造業などの産業がバランスよく発展してきています。
また、上田市マルチメディア情報センターが立地しており、地域情報化の面でも発展が期待されています。

軽井沢・佐久エリアの観光

信州(長野県)・軽井沢佐久の地図

 信州(長野県)の東の玄関口に位置する佐久地域は、北に浅間山、南に蓼科山、八ヶ岳を臨む豊かな自然に恵まれた地域です。甲武信岳の源流から流れ出した千曲川沿いに広がるこの地域は、国際保養地として名高い軽井沢をはじめ、八千穂高原や白駒池、松原湖などの多くの観光資源を有した観光リゾート地として親しまれてきました。
 佐久市は、佐久甲州街道と中山道が交わる交通の要衝でした。高原の澄んだ空気は宇宙観測にも適しており、臼田と野辺山には観測所があります。
 農業では、キャベツ、レタス等の高い品質の高原野菜が特に有名。電気機械、一般機械、精密機械を中心にハイテク産業の集積も進んでいます。

松本エリアの観光

信州(長野県)・松本の地図

 北アルプスのふもとから信州(長野県)の中央部にかけて広がる松本地域は、松本市を中心に、美ヶ原高原、上高地、乗鞍高原、安曇野など名だたる観光地に囲まれ、温泉、美術館・博物館、歴史的遺産など多彩な魅力を備えています。松本は国宝の城や古い町並みが残る城下町。穂高連峰を望む上高地、滝や池が点在する乗鞍、360度の展望が楽しめる美ケ原は、高山植物が美しい高原リゾート。安曇野は水田やワサビ畑が広がるのどかな里。
 中心都市の松本市は、古くは信濃国府が置かれ、名城・松本城のもと発達した城下町です。塩尻市は中山道と北国西街道が交差する宿場町。その他の町村でも、日本アルプスサラダ街道、曼陀羅の里など個性ある地域づくりが盛んです。
 工業では、電気機械、一般機械、食料品、精密機械、医薬品など県下有数の製造業の集積が見られ、リンゴ、ブドウ、スイカなどの果樹や、ワサビ、ニジマスなど特色のある農産物にも恵まれた地域です。

白馬・大町エリアの観光

信州(長野県)・白馬大町の地図

 信州(長野県)の北西部、北アルプスのふもとに位置し、北部は全国有数の豪雪地帯です。大町市と北安曇郡から成るこの地域は、かつて日本海の塩を運んだ『塩の道』でも有名。オリンピックの舞台となった白馬・八方尾根をはじめ、数多くのスキー場があり、温泉や湖沼などの観光資源にも恵まれ、山岳観光のメッカとして発展してきました。
 中心都市の大町市は立山黒部アルペンルートの玄関口。ユニークな博物館の多い博物館都市でもあります。
 農林業でも、観光との連携や農産物の加工販売が盛んで、手打ちそば、おやきなど伝統的な特産品に加え、ハーブなど新たな特産品づくりが行われています。さらに先端技術産業の育成など、多様な産業の育成が期待されています。

木曽路エリアの観光

信州(長野県)・木曽路の地図

 中央アルプスと御嶽山系に挟まれた木曽地域。島崎藤村の小説『夜明け前』の冒頭、「木曽路はすべて山の中である」というくだりはあまりにも有名ですが、その言葉通りに、木曽川、奈良井川のわずかな流域を除いて山に囲まれ、ヒノキをはじめとした美しい森林に覆われています。
 この地域には、江戸と京都を結ぶ幹線道路だった「中山道六十九次」の宿場町のうち、贄川から馬籠まで十一宿がある木曽路のエリアです。木曽路では、江戸時代の中山道の宿場が、昔の姿をとどめた文化遺産として保存され、多くの観光客を集めています。木曽路一番に賑わいをみせた奈良井宿、全国で最初に町並み保存した宿場として知られる妻籠宿、石畳の坂道に格子戸や蔵造りの店が軒を連ねる馬籠宿など情緒ある街歩きが楽しめます。また、中央アルプスの囲まれた大自然の魅力、冬には本格的なスキーも楽しめるエリアで、さらに、古くから信仰を集める御嶽山、寝覚ノ床、木曽馬の産地だった開田高原なども観光地として有名です。
 産業としては、豊かな森林資源を生かした林業が古くから盛んでした。また、木曽漆器をはじめとする数々の伝統的な木工芸も今に伝えられています。

諏訪エリアの観光

信州(長野県)・諏訪の地図

 標高759mにある諏訪湖は、長野県内最大の湖。この諏訪湖を中心に、八ヶ岳、蓼科高原、霧ヶ峰高原など変化に富んだ自然環境を備えた信州・諏訪地方は、東京圏からも近く、観光地として有名な地域です。自然の美しさに加えて、諏訪湖畔や蓼科の温泉があり、諏訪大社を中心に門前町や宿場町として栄えてきたこの地域には、近年では多様な美術館・博物館が集まり、多くの観光客を集めています。
 また、諏訪地域は信州屈指の工業地域でもあります。明治期には岡谷を中心に製糸業が発達、戦後はこれに代わって精密機械工業が発展しました。豊富な水と澄んだ空気は精密機械に適しており、「東洋のスイス」として名を馳せました。現在も岡谷市、諏訪市、茅野市など全域に電気機械、一般機械などの先端技術による産業が集積しています。

伊那・駒ヶ根エリアの観光

信州(長野県)・伊那駒ヶ根の地図

 信州(長野県)の南部、南アルプスと中央アルプスの狭間を縫うように流れる天竜川。その流域の河岸段丘に様々な都市や農村が存在しています。中央自動車道で東京へも名古屋へも約2時間30分、に位置する豊かな自然に恵まれた地域です。
 伊那市は、古くは街道の交差する交通の要衝に発達した宿場町。また、駒ヶ根市は、中央アルプスの登山口として親しまれてきました。コヒガンザクラの名所として知られた古い城下町・高遠も名高い観光地です。
 産業面では、電気機械、精密機械、一般機械などの先端技術産業、研究開発型企業が育っています。また、天竜川河岸段丘の広大な農地を活用した、稲作、畜産、果樹、花きなどの農業生産が盛んです。

飯田エリアの観光

信州(長野県)・飯田の地図

 信州(長野県)の南の玄関口に位置するのが飯伊地域。飯田市と下伊那郡から成るこの地域は、穏やかな気候と南アルプスを臨む雄大な自然に恵まれた地域です。
 飯田市は、小京都と呼ばれた美しい城下町。リンゴ並木は市民や観光客に親しまれています。天竜川の流れが創り出した天竜峡は、奇岩が織りなす渓谷美で屈指の景勝地。そのほか温泉や渓谷など自然資源も豊富です。また、新野の雪祭り、大鹿歌舞伎、遠山の霜月祭り、今田人形など、多くの伝統芸能が伝承された民俗芸能の宝庫としても有名です。
 産業面では、水引に代表されるような伝統的な地場産業に加え、電機、精密など新しい先端技術を生かした産業が成長しています。また、なし、かき、茶、和牛など、穏やかな気候を生かした特色ある農産物にも恵まれています。


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